「パチンコが出ない」というクレームはお門違い
現在、パチンコ店で働いてる私ですが、よくお客(特に老人)からこんなクレームを言われます。
「パチンコ出てないねぇ~」
「99分の1をここまでハメやがって」
というクレームをよく言われます。
この時の私の返答は、「店長に言っときます」が鉄板。
こう言えば「おう、言っとけ」で終わるので楽なのです。
だが、この手のクレームを言われた時は、私はいつも思ってしまいます。
「お前が(当たりを)引けないだけだろ」と。
これが「スロット出てないね」というクレームなら分かります。
なぜなら、「スロットが出てない=設定が入っていない」
に繋がるからです。
もちろん、スロットにも”引き”というものは求められるのだが、
勝敗を大きく分ける要素の「設定」というものは店側で扱えるので、
「設定」に対するクレームなら分かります。
これが「お前の店だと”GOD”引けねぇじゃねぇか。どうにかしろ」
みたいなクレームならお門違いなのです。
「いや、お前が引けないだけだろ」
そう思うじゃないですか、
そういう事なのです。
「パチンコが出ない」というクレームと同じ種類のクレームなのです。
パチンコで「出す」「出さない」は店側で扱えないのです。
(最近は設定付きパチンコがあるので、その事をいうのなら分かります)
”店長ボタン”がある訳でもないですし、店側はどうする事もできないのです。
ただ、パチンコに関して店で扱えるものがあります。
そう釘なのです。
釘の締め具合は店で扱っています。
なので「お前の店、釘が締まってるから回らねぇ」
という内容なら、言っていいクレームになります。
どうしても「パチンコが出ない」というクレームが言いたいのなら
「お前の店、釘が閉まってるせいで回らないがために、大当たりが引きづらい。そのせいか、玉が出ないんじゃないのか」
と言ってください。ここまで言われたら、ぐうの音もでません。
なので今後一切、「パチンコが出ない」というクレームは受け付けません。
「魚群が外れる」というクレームは「SANYO」に言ってください。
今日も今日とて、言葉にできない想いを文字に綴る私でした。